コンクリートの強度って・・・?
こんにちわ!
カメラから逃げてまわる『たけちゃん』です。
コンクリートがとういう仕組みで固まり、構造体になるか以前ブログでお伝えしましたね。
そう、グラタンを作っていたあれです😄
▼「グラタンのあれ」以前の内容はこちらから
コンクリートってどうして固まるの?
コンクリート含め木材や鋼材にもそれぞれ強度があります。
経年劣化や条件によって朽ちてくることもあります。
例えば、木材なら朽ちてバキバキ・鋼材なら錆びてボロボロになっているのを
見たことがある方も多いのではないでしょうか。
建築・土木の分野では定められたルールに従い、主要材料の強度試験を行います。
各材料の強度を高品質に保つことも現場監督の大事な仕事です。
先日基礎工事をした現場でもコンクリート試験を行いました。
コンクリート打設当日に『スランプ試験』を行います。
▼スランプ試験の様子
これはコンクリートの流動性、つまり柔らかさを確認する試験です。
上部がすぼんだ筒状の型に入れて型を抜き取り、どのくらい崩れたかの数値で確認します。
そして、円柱状のテストピースを6つ採取します。
一週間後に3つ、4週間後に残りの3つ、採取したサンプルを元に『圧縮強度試験』を行います。
これは硬化したコンクリートの硬さを確認する試験です。
▼コンクリートの圧縮強度試験の機械
コンクリート工場の試験室にある専用の機械で試験を行います。
▼試験をするコンクリートサンプル
今回の基準値は呼び強度の85%以上です。
無事クリアしました!
『呼び強度』(「呼び」は打ち間違いではないんです!)とは、設計基準値に対して、温度補正値を加えた数値の事です。
地域や季節による温度変化に対して決められています。
例えば、強度21の設計基準値に夏補正値+3で強度24という数値になります。
われわれ住宅事業部ではコンクリート試験をする必要がある工事が少ないため新鮮でした。
特に試験ごとに担当者として写真に写ってしまうのです。
私は撮るのはいいですが、写るのは苦手なんです・・・
写真に写るのが苦手すぎて、高校生以降の写真がほぼないくらいです💦
写真に写る“スランプ”から抜け出せない『たけちゃん』でした😅
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