杉と桧
1月~4月頃にかけて鼻炎と戦う工務の出海です。
杉、桧の花粉症の方にとっては辛い季節が終わろうとしています。
木工事で使用する木材の種類である杉や桧...花粉がきつく、仕事時の切粉もかゆいです😅
でも、特に桧なんかは香りも良いですし、見た目にも味があります。
材種によって特徴があります。
例えば、
杉(スギ)
用途:柱や梁などの構造材にも活用され、天井板や羽目板などの化粧材に使用されることが多い。
メリット
・桧より安価で軽くて柔らかく加工しやすい
・調湿性に優れている
・見た目が美しい
デメリット
・柔らかいため傷が入りやすい
・ビスや釘が効きにくい
・空気を含みやすく反りやすい
桧(ヒノキ)
用途:土台や柱などの構造材や羽目板、和室の造作部分の化粧材など、オールマイティー。
メリット
・油分が多く水に強い
・香り高く、アロマ効果や殺菌効果がある
・構造強度も強い
デメリット
・油分が多いため着色しづらい
・強度が強すぎて割れやすい
・杉より高価
最近は、構造材はKD材を使用する事が多いです。
KD材についてはまた改めてご紹介しようと思います。
因みに私は桧の花粉症があり、ひどい時は点鼻薬をもらっています。
同じく工務のたけやんは鼻炎に効果のある漢方の小青竜湯を服用しているそうです。
個人差はありますが、飲み続けると効果が表れるそうです。
話を戻して、先日杉の床材を使用した現場があります。
無垢材はどの材種でもお手入れが必要となりますので、少し手間なところはありますがとても温かみがあっておススメです。
かなり大まかな説明となりましたが、今回は以上となります。
ご参考までに😊
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